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白石さんなら私を騙すなんてことしないだろう。

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categoryStory: 

[player]まさか!そんなことないよ!はい、五千コインね。
[白石奈奈]さっすが義理人情に厚い後輩クン!サンキューね!そういえばねこちゃん、どっかの会社の社長さん?に奉納してもらおうとか言ってたっけな?まさか危ないことはしないよね……。
魂天神社に奉納してくれるような社長さんは……あの人しかいないよね。//n白石さんと別れたあと、私は斎藤さんの会社に向かった。
斎藤治の会社
フロントで名前を伝えると、斎藤さんのオフィスに「丁重に」案内された。しかし、受付のお姉さんのあの意味深な笑顔……。なぜか知らないが、またぞわりと嫌な予感がした。
[斎藤治]請求書だ。確認を。
[player]せ、請求?!どういうことでしょうか。
[斎藤治]君は、魂天神社の巫女殿の主人で間違いないだろうか。
[player]え、しいて言えばそうですが……。
[斎藤治]なら問題ない。ここにサインを。支払いはフロントで行ってくれ。キャッシュレスにも対応している。
震える手でファイルを受け取って確認したら、じゅ、じゅじゅ十万コインだと!?
[player]こここ、これは一体何の請求書ですか……!?
[斎藤治]先ほど巫女殿が弊社へ訪れた際、オフィスにある骨董品の花瓶を割られてな。現在の相場では十万コインの価値がある代物だ。