絶対的な権力を持つ、巨万の富を築いた彼はまさに日本の間を支配する帝王。「剛運」の持ち主、麻雀においては境地になったとしても、何度も復活することができる。ただ老いと死への絶望は彼を狂わせ、あげくに若者の命をいじる採血麻雀を開催することに。そんな彼の前に現れたのは、若い天才雀士「アカギ」である。
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鷲巣巌
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21 voice
- む?新入りか?スーツはどうした?サングラスは?…ええい!なんてみっともない姿だ!だからこそ今時の若者は憎い…!
- おお、来たか下僕。はやくわしに仕えんか。
- カカカカッ!様になってきたじゃないか!わしの下僕はこうでなくては。
- 先見性じゃ。わしは先見性で今まですべてをひれ伏せさせてきた。官僚、銀行、宗教家…!頂点に立つ、すべてを手に入れる男になったのじゃ!
- カカカッ!大したことではあるまい。わしがこんなにも貢献しておるのじゃ、奴らがわしに唯々諾々とするのは当然のこと!
- やり繰り算段は一般人のやることじゃ。金くらいこの鷲巣は簡単に手に入れられる…!わしは王だからだ…!
- いくらうまく隠れようと、滅亡に直面する時、人はその仮面を脱ぐ…強者の面の下に隠れているのは一人の例外もなく脆弱な本性…!わしはそんな奴らの惨めな姿を眺めるのが好きなのだ…!
- 運がないやつはどうあがいても無駄!この鷲巣の強運、奴らには一生手に入らん。
- 待つ…待つことが必要なのだ…和了れても待つ…!恐れを知らず、理を超える相手には執拗さで追い込む、執拗さで徹底的に仕留めるのだ!
- 同行よ…神仏よ…!悪魔よ…!わしを!この鷲巣を…!加護し続けたまえ!
- 重要なのは「時」だ。どこで、いつ、どうやって勝つか…そういう「勝ち」の時だ…!それに全神経を集中させねばならん…!
- ふん、こんなものでわしのご機嫌取りをするつもりか?
- ほぉ…カカカッ!わしのセンスを分かってきたようじゃ!大した価値のないものだが、もらっておこうじゃないか!
- 奴らが嫌いかじゃと?否、わしは嫌っておるのではない、憎いのじゃ!わしのような偉大な者は老いて長生きできんのに、ゴミのような凡庸な奴らはわしよりもっと時間を持っている…!そんなことはわしが許さん…!決して許さん!
- わしは天国など行きたくもない。地獄の方がまだましじゃ!
- 奴らには分からん…!世間の波に飲まれ、天啓も聞こえない凡人!暗闇に包まれ、目の前のものしか見えない、先見性のない俗物どもには…!
- 死を恐れぬ者は自分の「不利」に目をつぶり、突っ走ることができても、自分が手にした有利…「利」は手離せない。「利」とはそれほど甘美なのだ…!
- 神は人が生まれた時に、人の心にあるものを刻み込んだ…死への恐怖心だ。死にたくないというのは当たり前…こうでもないと、人は神に仕えないのじゃ。
- なんだ?こ、この機敏さ…スピード、パワー…!これは、わしの若い頃の体力じゃ!蘇っとる!わしの全盛期のパワーが!
- ほれ、お年玉じゃ…なに、驚くことでもない。わしの下僕としてこれくらいのお年玉は当たり前じゃ。
- 俗物たちの祝祭なんぞに興味を持ちたくもないわい。わしがプレゼントを用意する側に立つなんて尚更じゃ…まったく面白くない!…料理長に伝え、今日の食事を豪華にせよ。理由などない、伝えればそれでよいのじゃ!