第三話 信用を失うのは一瞬
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[桂小太郎] お前が銀時に勝てない理由は単純なこと。//n銀時はお前の手を見てから、自分の手を出していたのだ。 [桂小太郎] 白刃の閃く戦場を潜り抜けてきた銀時にとって、//nじゃんけんの手を見切ることなどたやすいこと。 [桂小太郎] 今では死んだ魚のような目をしているが、//n腐っても白夜叉と恐れられた男だからな。 [坂田銀時] オイ誰が腐ってるって? 腐ってんのはテメーの頭だろうが。 [桂小太郎] テメーじゃない、桂だ。 [一姫] へー、なんかよくわからないけど、銀さんってそんなすごい人だったにゃ。 [player] 人にはいろんな過去があるものだね。 [坂本辰馬] そんなことより金時! おまんは後出しジャンケンしとったのか!?//n卑怯じゃ! 正々堂々勝負するんじゃなかったがか!? [坂田銀時] 金時じゃねえ、銀時だよ。//nんなもん気づかねえ方が悪ぃんだよ。 [坂本辰馬] 何を開き直っちゅう! //nおまんのせいで客がみんな離れてしもうたんじゃぞ! [坂田銀時] だったらこっちで商売する理由もねーだろ。//n元の世界に戻る理由ができてよかったじゃねーか。 [坂本辰馬] ぜんっぜんよくなーーーい!!! [坂田銀時] うるせー! お前は声がデカすぎんだよ!! [桂小太郎] まったく異郷の地でも喧嘩ばかり。//n少しは落ち着いたらどうだ。 [坂田銀時] んなことテメーに言われたくねーんだよ。 [坂本辰馬] そういえばヅラ。//nおぬしはここで何をしとるんじゃ? [桂小太郎] ヅラじゃない、桂だ。//nなぜかは分からんが気づいたらこの一飜市にいてな。//n色々あって、今ではここで道場主をしている。 [player] 道場? [一姫] 剣術でも教えてるのかにゃ? //nそれとも麻雀にゃ? [桂小太郎] いいや、世を直すため、この街の者に教えを説いている。 [坂田銀時] なにが世を直すだ。//nこっちのことなんてろくに知りもしねーだろうに。 [桂小太郎] 異郷の者だからこそ見えることもあるのだ。//nこの一飜市には欠けているものがある。//nお前たちはそれが何か分かるか? [一姫] それは……ご主人、なんだと思うにゃ? [player] うーん、そうだなぁ…… * 私も分からない。 [player] 私もわからない……。//nきっと桂さんには先見の明があるんだね。 [坂田銀時] 買い被りすぎだ。//nバカと天才は紙一重っていうが、こいつはバカの方だからな。 [桂小太郎] バカじゃない、桂だ。//nならばこれを見るがいい。//nこれが俺の答えだ! * そんなものはない。 [player] 欠けているものなんてないと思うんだけどなあ。 [桂小太郎] 果たしてそうだろうか? //nではこれを見るがいい。 一飜市 宇野道場 [エリサ] 宇野! [二ノ宮花] そうはさせませんよ。泥4! [桂小太郎] 一飜市に足りないもの……それは宇野だ! [坂田銀時] なんで宇野だぁぁぁ! [桂小太郎] 麻雀で解決できないことはない――//nそんな一飜市で宇野が広まったならば、その面白さは本物である証となる。//nそれを証明するため俺はこの街に宇野道場を開いたのだ。 [坂本辰馬] 『雀魂』は麻雀アプリじゃぞ!? [桂小太郎] 宇野が流行し、いずれは宇野アプリになるかもしれんな。 [坂田銀時] なるわけねーだろ! [一姫] 桂にゃん……『雀魂』自体を変えてしまおうとするにゃんて……! [player] さすが「三悪人」……とんでもないことを考えるね……! [坂田銀時] これ以上勝手な真似すると雀魂運営に消されるぞ。//nそうなる前に元の世界に帰るこったな。 [桂小太郎] 帰るだと? [エリサ] 先生、帰っちゃうんですか? [二ノ宮花] 先生からまだ教わっていないことはたくさんあります……! [エリサ] 帰らないでください、先生! [二ノ宮花] 先生! [桂小太郎] お前たち……! [桂小太郎] 心配しなくても俺はどこにも行かん!//n俺はこれからもここで宇野を広め続けるぞ! [エリサ・二ノ宮花] 先生! [坂田銀時] おいいい! 妙な学園ドラマみてーなことしてんじゃねえ! [桂小太郎] この通りだ。//n教え子がいる限り、俺は元の世界に帰るわけにはいかん。 [坂田銀時] そーゆーわけにはいかねーんだよ。//nテメーを放置してたら銀魂コラボ自体がなかったことにされかねねぇ。 [坂田銀時] ここはひとつ、俺と勝負しようじゃねーか。//n俺が勝ったらいうことを聞いてもらう。そういう条件でどうだ。 [桂小太郎] ふん、いいだろう。//nだが勝負の内容はこちらで決めさせてもらう。//n勝負は当然……宇野だ! [坂田銀時] わかったよ。//n道場主の実力の程、見せてもらおうじゃねーか [桂小太郎] 食らえ、銀時! 泥2! [坂田銀時] 泥2返し。 [桂小太郎] ぐ……! やるな……! [坂田銀時] からの~宇野! //nさあ、どうする? 次あがっちゃうよ~ [桂小太郎] ふん、手札が一枚になったくらいで調子にのるな。//n勝負はこれからだ。黄5! [坂田銀時] はい青5。//n俺の勝ち~ [桂小太郎] なっ……なんだとぉぉぉぉ!? [player] これで銀さんの十連勝だね。 [一姫] 桂にゃん、フツーに弱くないかにゃ? [桂小太郎] ま……まだだ! 俺は諦めん! //n教え子たちが応援してくれる限り、ここで膝をつくわけには……! [桂小太郎] ……あれ? //n二ノ宮殿とエリサ殿は? [player] もう帰ったよ。 [一姫] 桂にゃん、見限られてしまったみたいだにゃ。 [桂小太郎] お、お前たちぃぃぃ! [一姫] 坂本にゃんと桂にゃんは無事に元の世界に帰ったみたいだにゃ。 [player] これで「三悪人」はあとひとり。 [一姫] 一体、誰なんだろうにゃ? [坂田銀時] まぁ、だいたい察しはついてるけどな。//nこれまでの二人とは比べものにならねーくらいめんどくせぇ野郎さ。 |