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二階堂さんがせっかく作ってくれたんだから、私も覚悟して食べなければなるまい……! 黒いなにかを口に入れた瞬間、得体の知れない感覚が口から全身に広がり、猛烈な勢いで脳と中枢神経を浸蝕しはじめ、目の前の二階堂さんがぐにゃぐにゃに歪みだした。
[player]……
[二階堂美樹]あら、美味しすぎて言葉も出ないの?
[player]……
[二階堂美樹]そんな反応されたら、いったいどんな味がするのか気になっちゃうじゃない。ふふふ。
二階堂さんは口角をわずかに上げながら私に手を伸ばしてきた。しかし次の瞬間には私はもう何も見えなくなっていて、意識を手放す前に二階堂さんが何か言ったのかもわからなかった。
[二階堂美樹]本当にかわいいんだから……。