「魔女(ウィッチ)と書いて正義(ジャスティス)と読む、このゆず様が世界の平和を必ず守り抜くぞ!」と、幼い女の子は豪語しているが、こんな小さい子に世界の平和を任せていいのだろうか。
「ゆずを子供扱いするな!」と言っている時、その制服に付いている朝葉高校の校章も輝いているように見える……ってことは、高校生!?
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ゆず
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- 魔女と書いて正義と読む、このゆず様が、世界の平和を必ず守り抜くぞ!キュルルゥ…なんだその目は?魔女の掟その一、魔女を軽く見る人間には痛い目に遭わせるべし!おまえのために忠告しておくぞ、ゆずを子供扱いするなよ!
- 検査魔法、起動!……キュルルゥ、危険な武器なし、怪しい気配なし、不健全な交友関係もなし……よし!おまえはこれからも善良な市民でいるように。
- 最高に正義な一日は朝のパトロールから始まるのだ……え、が、学校?サボると、副会長に怒られちゃうの?!……キュルルゥ……よ、よく考えてみれば我が校には問題児が大勢いるし、彼らに正義の素晴らしさを学んでもらわねばならないし…?が、学校からパトロールしても問題ないぞ?
- 間に合わなかった……正義の魔女の負けだ……!キュルルゥ……遅刻する正義は、正義ではないのだ。この世界の話で言うなら、ダマテンで下家の一発放銃を逃してから立直をかけても、その立直には何の意味もないってことだな。……何だ、おまえはゆずの審判に異議があるのか!
- ゆずのしっぽを触るんじゃないぞ。おまえに言っても分からぬと思うが、これはレッパンズと連絡するためのセンサーなのだ。勝手に触ると我らの波動が乱れ……や、やめれ~……
- こ、怖いもの?な、なな、何を言うかバカもの!正義の魔女に怖いものなどない、さもなくば正義は守れんぞ!ヘビとか、カエルとか、ク、クモとか、みんな魔女の、なな、なきゃにゃ(仲間)だ……うぅ……かんでにゃいぞ……!
- そっちにいるのはレッサーパンダじゃなくて、アライグマだぞ。こいつらと、あとタヌキはみんな似てるが、レッサーパンダだけは危険を感じた時、こう、ふっと立って「キィーキィー」って威嚇するのだ。
- レッパンズの戦闘力を舐めないほうがいいぞ。呪文が華麗なほど、魔法も強力になるように、レッパンズも可愛さと同等の攻撃力を持ってるからな……ちなみにレッサーパンダは、一部では「九節狼」と呼ばれているのだ。どうだ、新発見だろ?
- おまえに対する礼儀と信頼の証として、レッパンズのイカれたメンバーたちを紹介するぞ!前々からおまえに興味があったみたいだしな。さぁおまえたち、並んで自己紹介だ!「キュルキュル!」「キュルー!」「キュル〜キュル〜」。よし、みんなの名前をちゃんと覚えたか?以後仲良くしてやってくれ~。
- カーヴィと一緒に麻雀?ゆずが?なぜ?一緒に魔法を学んだ過去はあれど、ゆずはあの女と違う道を歩むと誓ったのだ…いいか、魔女の掟その十三、うさ耳の生物を信じるな!胸の大きさに関わらず、だ!
- 魔女の掟?もちろんゆずが直々に定めたのだ。魔女はもっとも神秘的かつ孤高の存在だからな、一人一人、自分自身の信念と原則を守っているのだ。だからおまえには、これからゆずの掟を守ってもらうぞ。
- キュルルゥ……魔女の好みを勘違いしているようだな……
- こ、これは賄賂か?正義を前に、こんなもので動揺するわけ……するわけ……くっ!……でもこのクマ、ゆずが持って帰るとレッパンズがいじめたりしないかな……
- 魔女には孤独がつきもの、正義もまたしかり。すなわちゆずが正義の魔女になったのも、ある意味世界の理……キュルルゥ、きっとそうなのだ。
- カーヴィの占いなぞ……キュルルゥ、あの女に占われるやつがいるなんて、かわいそ……ゲフンゲフン。認めたくはないが、あの女には確かに占いの天賦の才があるかもしれない。でも、高度な占術であるほど、相応の対価がいるというもの。彼女に占われた時、その結果の真偽について考えたことはないか?もし告げられた運命が本当だったとして、対価に……何かを失ってるのではないか?
- 西園寺一羽か?キュルルゥ……あの者も正義の者なのだろうな……しかし、剣士と魔女は仲間になれないし、ゆずの正義とあの者の正義は違う。おまえも、あの者にあんまり近づかない方がいいぞ。ゆずからしたら、あの者の正義の心は限界まで張った弓のようで、いずれブツリと……なんだ、おまえはゆずの言うことを信じられないのか?ゆずの魔女としての第六感より、カーヴィのデタラメな占いの方を信じるというのか!
- ゆずとカーヴィの師匠はどんな人かって、急にどうしたんだ……?キュルルゥ……近いうちにこっちへ来るって話を聞いたが……どういう人かと聞かれてもな。とりあえず、あんまり師匠に興味を持たない方がいいぞ。師匠から見ればおまえの血は魔法薬の素材で、骨は杖の材料に……キュル?師匠は師匠、ゆずはゆず、お互い魔女の定義が違うだけだ。
- おまえは本当に変なやつだな。人間が魔女に強烈な好奇心を持つのはわかるが、ここまで毎日魔女の周りをうろつく人間がいるとは……キュルルゥ……い、嫌ではないが、ゆずは魔女だから、回りに人がいるのに慣れていないのだ……でも、おまえだけは、特別に居てもいいぞ…
- 南風の精霊たちよ、ここに降臨したまえ。根無しの龍草、須弥山の紅蓮火、不滅の水銀灯、以上三種の聖なる素材で信頼の絆を織り上げ、我と雀士様を結びたまえ。これにて、雀士様は我の正義に庇護される。尊重、愛護、畏敬を捧げん、同等の尊重、愛護、畏敬をもって応えよーー魔法の契約、締結!
- 三、二、一!聞こえてるか、除夜の鐘だぞ!今年もゆずとともに、魔法の新時代を切り開くのだ。人も、動物も、植物も、助けが必要な者はどんどん助けて、いずれは幸福という名の魔法を世界中に広げるのだ~!
- レッパンズがおまえのために特別に作ったチョコだ。……もちろん、ゆずも一緒に作ったぞ。キュルルゥ、人間のおまえには魔法の波動が見えないからわからぬか。ゆずはこのチョコに幸運の呪文を唱えたのだ。おまえにはわからぬかもしれないが、これは幸運のチョコなのだぞ!