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2回目 右の牌

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[選択肢]
・左の牌
・右の牌
[プレイヤー]右。
[かぐや姫]負けは認めるが、これ以上知りたいと言うのか。
[プレイヤー]そりゃ……知りたいよ。
[かぐや姫]……よかろう。一飜市でもっとも規模の大きい修道院は知っておるか?
[プレイヤー]え、どこにある?
[かぐや姫]北の郊外じゃ。汝の体力なら一日中歩けば……さすがに行けるか。
[プレイヤー]私の可能性を信じてもらえるのはありがたいんだけど、一日中歩くなんて現代人の体力じゃ無理だし私はできないと思う……
[かぐや姫]ありゃ、人間ってひ弱じゃのう。ぐひひ。まぁそこにもう一人の貴人が住んでおるのじゃ。北原リリィ(きたはら りりぃ)と言って、たくさんの信者が彼女の元に集っておる。彼女に会うために市を跨いで修道院に行く人もいるとかいないとか。まぁ、そんなデタラメ宗教よりわらわの信者の方が多いに決まっとるがな。
[かぐや姫]そうじゃろ、プレイヤー、わらわの忠実の信者よ。
[-]かぐや姫の信者なんて絶対誇れるものじゃないとは思うけど、今は情報を優先して機嫌を取るのがベストだと直感がそう言っている。さすが私、よう堪え忍んどる。
[プレイヤー]あーハイハイ。カミサマノイウトオリ。
[かぐや姫]さすがわらわのお気に入りの信者じゃ!
[かぐや姫]次は……凡人よ、最後のチャンスじゃぞ~!
[-]かぐや姫は再度後ろ向きで牌をシャッフルし、牌が置かれた扇子を私の目の前に差し出した。最後のチャンス、掴まなければ……!
[選択肢]
・左の牌
・右の牌