categoryStory:
ending:
[選択肢]
・はい
・いいえ
[プレイヤー]「はい」。千織様は大変聡明でいらっしゃるから、助かる方法も見つかるんじゃないかと。
[三上千織]うんうん、わかってるじゃないの。でも安心しなさい、たとえ本当に世界の終わりが来ても、この千織様はあんたを守ってあげることくらいできるんだからね。
[-]新たな一戦を始めようとしたところで、休憩室のドアが開き礼奈ちゃんが入ってきた。
[七海礼奈]みぃつけた、サボり魔スタッフのお二人さん。
[プレイヤー]い、いや、説明させて。これは新人教育なんだよ。
[七海礼奈]新人教育?
[三上千織]ほら、これよ……今朝璃雨に渡されて、カフェでバイトするなら必要なスキルだから絶対できるようにならなきゃだめだって言われたの。
[七海礼奈]「真実か挑戦か」ゲーム? ……ふむふむ、九条さんは千織ちゃんの制服を見て、うちがメイドカフェか何かだと勘違いしたんじゃないかな……? でも「エテルニテ」は普通の喫茶店だから、そういうサービスはな……いや、たまにはそういう楽しさを提供してもいいのかな?
[三上千織]ってことは、千織の練習は全部無駄ってこと?!
[-]礼奈ちゃんと目を合わせて、答えは心にそっとしまっておくことにした。千織はプンプンと怒り心頭のようだけど、九条さんのおかげで楽でたのしい午後を過ごせたのも事実だ。
[-]そんなこんなであっという間に今日の閉店時間になった。筋肉痛が今日の厳しさを物語っているが、なぜかとても充実していてたのしかった。好きな人と働くと、つらい仕事も辛くなくなっちゃうってことだな。
[-]今夜はちゃんと休んで、明日も頑張っていこう!