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近くの観葉植物の後ろを探してみる

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[選択肢] ・隅にあるキャットタワーを見てみる ・近くの観葉植物の後ろを探してみる [-]隅の方にいくには賑やかなカフェをもう一度横切る必要があるし、やはり近くにある観葉植物の方を見てみることにしよう。 [-]観葉植物の後ろを覗いてみると、声の主はやはり千織だった。誰かと電話で話していて、とても深刻そうな表情をしている。私が見ていることに気付くと、電話を切ってこちらに話しかけてきた。 [三上千織]やっぱりあんたね。フン、その服を着てるってことはあんたもバイト? [プレイヤー]結果的に、まぁ……そうなるかな。千織はどうして一人でここに? [三上千織]フン! これのせいよ、これ。 [-]そう言うと、千織は横のテーブルに置いてあったカードゲームのケースを見せてくれた。 [プレイヤー]「真実か挑戦か」…? [三上千織]璃雨がね、カフェでバイトするならこれはちゃんと学んでおかなきゃダメって言ったの。千織は……もちろんルールはわかるけど、見知らぬ庶民の前でこういうゲームをやるからには100%高貴な千織様を見せなきゃじゃない? [-]カードに夢中になっている周りのお客様を目にして、「エテルニテ」ってボードゲームカフェだったっけ? なんて思っていると、千織が私の裾を掴んだ。 [三上千織]だからあんたにこの千織様の練習相手になるっていう栄誉を与えてあげるわ。庶民のあんたなら、こういうゲームはどうすればいいのかわかるでしょ? [-]説明書を詳しく読んでみると、だいぶカード運に勝敗が左右されやすいゲームのようだ。千織と二人だけでやるなら、順番にカードをめくるより、じゃんけんでやった方が千織も楽しいかもしれない。 [プレイヤー]そうだなぁ……じゃあ、じゃんけんで練習しよう。負けた方が「真実」を暴露するか、罰ゲームに「挑戦」するかを選ぶ。自分で「真実」の山札か「挑戦」の山札からカードを引いて、カードに書いてあるお題に従うんだ。 [三上千織]は、ハァ? じゃんけん……? まぁ、千織は昔から運がいいから別にいいけど。 [-]他のお客さんの邪魔にならないよう、私たちは休憩室で練習することにした。 [三上千織]じゃ、第1戦始めちゃうよ。最初はぐー! じゃん、けん、ぽん! [選択肢] ・グー ・チョキ ・パー