|
『Zero→Model』 |
|
|
まさか、あのシンシアさんがこういう番組に出るなんて。 |
|
|
新人さんのトラウマにならないといいけど……。 |
|
|
あ、聞こえてたんですか。 |
|
|
いやその、シンシアさんプロ意識高いしな~と! |
|
|
じゃあ、私を呼んだのは……? |
|
|
今さらなんですけど、断るという選択肢は……? |
|
|
私がパンクするのはいいんだ……。 |
|
|
配慮するんじゃなかったんですか!!?? |
|
|
もうむり……しぬ…… |
|
|
この程度のスクワットくらい、余裕ですよ……! |
|
|
はぁ……はぁ……はいっ! |
|
|
ぐう、足がつりそう……! |
|
|
ふぅ……。 「まだまだ」じゃなかったんですか? |
|
|
あ、ありがとうございます。 |
|
|
シンシアさんに褒められた……私、才能あるかも! |
|
|
え、続き? |
|
|
た、助けてーー!! |
|
|
う、うおおおお! 立派なモデルになってやる! |
|
|
生き返るー! |
|
|
な、なんとか……! |
|
|
モデルって、ここまでやるものなんですか? |
|
|
新人さん達、本当にこれ耐えられるんですかね……。 |
|
|
撮影、ですか? |
|
|
えっ、じゃあ最初からその練習で良かったんじゃ……! |
|
|
あ……ありがとう、ございます? |
|
|
(服を受け取る) |
|
|
なんか、すごいな…… |
|
|
はいっ! 今行きます! |
|
|
シンシアさんのセンスのおかげです。 |
|
|
そんな風に褒められると、照れますねぇ…… |
|
|
あの番組、シンシアさんにオファーして正解でしたね。 |
|
|
任せてください! でも、カメラマンは? |
|
|
あ、ああ……そういうことか。 |
|
|
よろしくお願いします! |
|
|
えっと、どうかしました……? |
|
|
私の写真、言葉を失うほど良かったんですか! |
|
|
怖いはさすがにひどくないですか!? |
|
|
カメラマンにも責任があると思うんですけど! |
|
|
それは、確かに…… |
|
|
学級写真の経験ならあるんですが…… |
|
|
頭では理解できるんですけど……。 |
|
|
体が全然ついていかないですね……。 |
|
やってみます……。 |
|
頑張ります! |
|
横向きに立ち、右足を少し浮かせる |
|
片手を襟に軽くかけ、もう片方の手を腰に当てる |
|
片手を腰に当て、左足を軽く曲げる |
|
片手を額に当て、もう片方の手を腰の横で広げる |
|
|
片手をポケットに入れ、逆の手でカメラを指差す |
|
|
片手を頬に当て、体のラインを見せる |
|
|
シンシアさんに奢らせるなんて……。 |
|
|
ありがとうございます! いただきます!! |
|
|
シンシアさんは食べないんですか? |
|
|
モデルって、本当に大変ですね……。 |
|
|
モデルになったことを後悔したことはありますか? |
|
|
人々の注目を浴びるのが楽しいから? |
|
|
自分の美しさを表現できるから? |
|
|
シンシアさんがよければ……! |
|
|
もちろんです! |
|
|
シンシアさん……。 |
|
|
そんなことが……。 |
|
|
さすが……。 |
|
|
シンシアさんは、すごいですね。 |
|
|
そんなことがあっても折れなくて、素敵で……。 |
|
|
とても、尊敬します。 |
|
|
過去の苦しみは分かち合えないけど、これからは…… |
|
|
どんな悩みでも、いつでもいくらでも聞きますよ。 |
|
|
き、急にどうしたんです……? |
|
|
それなら、私もシンシアさんにお礼を言わないと。 |
|
|
素のシンシアさんを見せてくれたので。 |
|