イリヤから分離して生まれた褐色肌の少女。通称クロ。誕生した当初はイリヤを殺そうとしていたが、すっかり家族の一員に。イリヤとキスをして、魔力の供給を受けないと、存在を維持できない。
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クロ
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- ハロー、クロエだよ……ん?イリヤの姉かって?……へぇ、見る目あるじゃない♪
- あ~あ、ひま。神社行こっかな?それともどっか別のとこにしようかな~?
- イリヤもミユも、いつまで元の世界に帰れるかどうかで悩んでるつもりかしら。一飜市(いーはんし)にはこーんなにたくさん楽しいとこがあるんだし、もう少しいてもよくない?さてと、今日は二人でどこに行こっか?
- うぅ……。あぁ、大丈夫。イリヤが「補給」を忘れてて、ちょ~っと魔力が足りなくて力が入らないだけ。とりあえずベッドで横になって、帰って来るのを待つわ。もしイリヤを見かけたら、早く帰ってくるように伝えてくれると助かるわ~。
- サーカス団のライアンって子、甘い言葉で人を転がすのにだいぶ慣れてるわよね。イリヤのやつ、ちょこっと「お姉さま」って呼ばれただけで浮かれちゃってさ。わたしの直感だけど、ああいう一見人畜無害そうな子って、意外と危険なのよね。
- イリヤは普段は頼りなく見えるけど、友達作りの才能だけはわたしを圧倒してる……わたしも、彼女のその能力に助けられたと言っても過言ではない、かもしれないし?
- サラお姉ちゃんが神社に誘ってくれたんだけど、一緒に行かない?ここに来てたくさんの人に出会ったけど、やっぱりあの人と一緒にいる時が一番自由でいられる気がするのよね。……性格が合ってるからかしら?
- わたしはミユみたいに、一打ごとにちゃんとした理由は言えない。その時何を引いたかで決めてるわ。今までの戦いも、麻雀もそうしてきた。目的や理論がわかんなくても、過程を省いて望んだ結果だけを得るの。
- うふふ、わたしの知識は確実に普通の小学生とは比べものにならないわよ。実はわたし、そこらの大学生よりも博識なの。ま、そう調整されて生まれたんだから当然よね。
- 寂しい時は、わたしをクロエお姉ちゃんって呼んでみて。頭を撫でてあげるから。
- ありがとう、キミが一緒にいてくれなかったら、朝葉(あさば)高校に入り込めなかったわ。あの副会長って本当にお固いのね。女子生徒にちょーっとイタズラしたくらいで、そこまで警戒しなくてもと思わな~い?
- サンキュ~!
- わぁ、素敵な贈り物ね!でも次はそんなお金のかかるものじゃなくていいわ。ほら、もっとお手軽な贈り物があるじゃない?そう……キミの、大量の魔力とか。
- イリヤは全くわかってないわよね。どっちが姉かなんて、わたしのオーラを見れば明らかでしょ?
- お腹の印?ちょっと説明が面倒なんだけど、一種の呪いみたいなもんね。まぁ、解呪も別に難しくはないんだけど、たまに役に立つからとりあえず今のままにしてるの。
- イリヤってさ、時々思ってる以上に不器用よね。でも、それもしょうがないか。あの子、昔からずっと誰かによって生き方を定められてきたんだから。あの子を一番よく知ってるこのわたしが、心の声を代弁するしかないわよね~。
- 日常、家族、家、友達。こういう当たり前にあるものは、かつてのわたしにとって、奇跡に頼らないと得られないものだったの。
- 多数と少数を天秤にかけて、一方しか救えないとしたら、多数を選ぶ。それが一般的な「正義」……。でもその「正義」は、わたしにとっては重すぎるわ。わたしが背負えるのはせいぜい二人……弱虫の妹と、とらわれのお姫様よ。
- あらぁ?この世界に来てから、久しぶりにこの姿になれたわ。でも、ここで夢幻召喚(インストール)すると思ったより魔力を消耗するのよね……ちょっと、こっちに来てもらえるかしら?その、なんかキミの体からとてつもなくいい香りがするのよ……。
- あら、新年あけましておめでとう。今年は家で正月を過ごせないから、ちょっと寂しいのよね……だから、こんなクロエちゃんを癒すため、今日は一緒にあちこち付き合ってもらうわよ~!
- はい、ハッピーバレンタインデー!ああ、あっさりし過ぎだったかしら?もう少し焦らして、「ああ、今年はチョコ貰えないんだ」って思わせて、キミの小犬のように哀れで可愛らしい顔見てみたかったわ~、なんてね。
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