一飜市のアンティーク店「三青斎(さんせいさい)」の店主で、優雅で寡黙な女性。お客様や他の人のことより、飼っている黄色いオカメインコの方が興味がある。店内は希少な古書や絵画などが揃っていてお客様がいつも押し寄せているが、なぜか商品がほとんど売れない。彼女はこのことについてはあんまり気にしていない様子。
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セイラン
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21 voice
- 我が名はセイラン。そなたの自己紹介は不要。気に留めぬゆえ。
- しーっ。静粛に。
- また会うたな。
- 運命の巡り合いというものは、良き事ばかりにあらず。
- 人間は複雑。そなたとの親交は遠慮させていただこう。
- この三青斎(さんせいさい)に並ぶは年代物ばかり。繊細な物ゆえ、手遊(てすさ)びは無用ぞ。
- これ以上触れるというならば、このセイランがそなたに礼儀を叩きこむこともやぶさかでないが。
- 我が霊鳥(れいちょう)一族、全てが全てこのセイランのような者ばかりというわけではない。人間に親しいものも多いはず。
- 外見など気にすることではない。そなたの価値は魂にある。
- この子は黄茶(きちゃ)、迂闊に触れるでない。傷つくことになる。
- 明前龍井(ミンチェンロンジン)茶だ。このセイラン手ずからの茶、誰でも飲めるわけではないぞ。心して、ご賞味あれ。
- うむ。感謝する。
- これは良い。大儀であった。
- そなたの名前、肝に銘じた。
- 茶道は趣味にあらず。習慣ぞ。
- 平静の中にのみ内心の声が聞こえよう。
- 静穏が好ましいが、そなたの言葉なら喜んで拝聴しよう。
- 運命の糸もとんだ悪戯好きよな。元来縁も所縁もない二人がこうも容易く繋がるとは。
- 今後いかなる時でも、そなたはこのセイランが守ろうぞ。
- 謹んで新春の慶びを申し上げる。……しいて更に言葉を連ねるならば、そうだな。三青斎は末永くそなたを歓迎する。
- この類の祝祭に参加した経験はないが…そなたが構わぬなら相伴いたそう。
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